1.文化生態圏に関する発展視點での先史遺跡の保護と利用についての思考(劉軍民 李琳)
要旨:先史遺跡は先史人類活動の遺構で、文字記載のない先史考古學研究にとって、先史遺跡は唯一の信頼できる情報源だ。先史遺跡は文化遺産の重要な部分で、非常に高い価値がある。しかし、先史遺跡は、年代が古く、遺跡が強く破壊され、なお自然環境と密接な関係をもち、観覧性が乏しく、遺構の意味が分かりにくいので、保護と利用が制限されて社會に認識されていない。文化生態圏に関連する発展理論を用いて、先史遺跡を保護することは、先史遺跡を自然環境と連攜させ、また所在地の文化と融合させ、地域発展に貢獻をさせ、我々の先史遺跡の保護と利用に役に立ち、よい観覧體験の環境づくりに役に立ち、先史遺跡類の文化遺産の展示と利用にも役に立つ。
キーワード:先史遺跡 保護と利用 文化生態圏 関連発展 環境
2.首長制社會の概念と國家起源探る
―エルマン?セヴィス<國家と文明起源>の紹介(陳淳)
要旨;首長制社會は社會進化論の一つ類型或いは一つの発展段階で、生物進化論の爬蟲類と哺乳類概念と同じだ。社會進化の傾向はある“主導類型”或いは“主導段階”で表示するが、全ての首長制社會は必ずしも國家になるとは限られない。國家は最も特化した首長制社會から生まれるとも限られない。文化進化論は社會発展の規律と通則を研究するが、歴史學は具體的な事件と対象の発展過程を研究する。首長制社會は平等社會と國家との間に位置づけられる様々な不平等な世襲社會だ。早期國家の誕生は征服と合併によるものだ。元のそれぞれ獨立した首長制社會を管理するため國家が必ず官僚體制を任命することによって成り立った。
キーワード:新進化論 首長制社會 世襲不平等 早期國家 官僚體制 判斷方法
3.浙江省永康廟山遺跡試掘簡報(浙江省文物研究所 永康博物館)
要旨:浙江省永廟山遺跡において、試掘が行われ、灰坑と土器と石器などが検出された。土器には大口盆、罐があり、石器には砥石、石斧、石鑿、石球などがある。これらの遺物は上山文化早期にあたり、11000年前のものだと考える。廟山遺跡は上山文化早期の遺跡で、上山文化の編年に役に立つ。
キーワード:廟山遺跡 上山文化 夾炭土器 銭塘江地區
4.中國博物館展示企畫人制度の本土化の過程と発展について(段曉明)
要旨:展示企畫人制度は歐米先進國博物館によく使われている機構運営モデルだ。西洋博物館先進理念と実踐は中國博物館にとって參照ができるものだが、國勢と體制そして発展方式などの差異があるので、中國博物館はそのまま西洋展示企畫人制度を受け入れることは難しい。現體制の基で、西洋の展示企畫人制度を最大限に吸収したうえで、この制度の長所を発揮させることは、中國博物館擔當者が考えるすべきだ。
キーワード:博物館 展示企畫人制度 本土化 差異 吸収 転化
5.博物館対外展示による國家形象の価値とルードについて(孔 達)
要旨:博物館対外展示は我が國における対外交流の重要な形と伝統的な手法の一つだ。國家形象を呈し、國家外交活動を積極的に補助することは我が國博物館の使命の一つだ。中華文化を外國に伝播させて本國の文化ソフトパワーを向上させる博物館対外展示は國家文化発展の戦略になった。よって、博物館対外展はこの面で、國家形象とソフトパワーを呈し、博物館は國家戦略に従い、國家形象を反映すべきだ。
キーワード:博物館 対外展示 ソフトパワー 國家形象