丹野 久,吉村徹,木下雅文
(1. 北海道農(nóng)産協(xié)會 日本 北海道札幌 060-0004;2. 北海道立総合研究機構(gòu) 中央農(nóng)業(yè)試験場遺伝資源部 日本 北海道滝川 073-0013;3. 北海道立総合研究機構(gòu) 上川農(nóng)業(yè)試験場 日本 北海道比布 078-0397)
キーワード:米粒外観品質(zhì);育種;未熟粒;精米と玄米の白度;寒地
日本では,公正で円滑な玄米の流通を図るために,生産者から農(nóng)業(yè)協(xié)同組合(JA)に出荷された生産物に1~3等および規(guī)格外の検査等級を付與している。検査等級に大きく影響する要因として整粒歩合があり[1](表 1),整粒歩合が高いほど,糠が完全に除かれた適搗精時の搗精歩合が高くなるとともに,同一搗精歩合における精米白度が高くなる(図1)。整粒は被害粒,死米,未熟粒,異種穀粒および異物を除いた粒である。未熟粒とは死米を除いた成熟していない粒,被害粒とは損傷を受けた粒,および死米とは充実していない粉狀質(zhì)の粒である。これら粒のうち検査等級,すなわち整粒歩合にはとくに未熟粒発生の影響が大きい。
さらに,検査等級に影響する特性には,形質(zhì)があり,皮部の厚薄,充実度,粒揃い,粒形および光沢並びに肌ずれ,心白および腹白の程度等をいう。この形質(zhì)の「皮部の厚薄および光沢」では,玄米の飴色がうすく光沢があることが良く,すなわち,透明度が高いことが望ましい。また,著色粒の発生が多いと落等要因になる。

表1 農(nóng)産物規(guī)格規(guī)定での水稲うるち玄米規(guī)格の品位(等級)における品位項目の定義等[1]

図1 整粒歩合と搗精歩合90%の精米白度との間の関係[2]
一方,「おいしいご飯は白くつやがある」といわれる。ご飯の白さおよびつやは精米白度と正の相関関係がある(図2)。また,同一品種の年次間地域間ではあるが,精米白度は玄米白度との間に正の相関関係が認められ[2],両白度ともに高いことが,流通 ? 販売上望ましい。

図2 精米白度と炊飯米の「白さ」および「つや」との間の関係[3]
北海道米は,舊來,食味だけでなく米粒外観品質(zhì)も東北以南産に比べ劣っており,1等米比率も低かった[4]。そのため,本格的な食味育種[5]を開始する1980年以前には,長い間多収性と耐冷性とともに米粒外観品質(zhì)の向上が重要な育種目標であった[6]。
そこで,本報では,主に整粒歩合と未熟粒歩合,玄米と精米の白度について北海道新舊品種間の差異を明らかにした。さらに,それら米粒外観品質(zhì)および玄米と精米の透明度について,現(xiàn)在の北海道作付け主要品種と東北以南の銘柄米品種との比較を行った[3,7]。……