王佳琦
1引言
前田直子(2009)將日語因果復句的接續詞總結歸納為表1。他同時提出,「から」和「ので」乃是因果復句接續詞的核心格式,如「のだから」、「もので」等由「から」和「ので」衍生出的接續詞則為因果復句接續詞的派生格式,而如「というだけで」、「だけに」等接續形式則為因果復句接續詞的周邊格式。
由表1可知,「というだけで」、「だけに」、「だけあって」三接續詞同為因果復句的周邊格式、都含有助詞「だけ」,故應具有一定的對比價值。然而以往的研究多著眼于對比分析「だけに」、「だけあって」兩形式的使用方法以及使用傾向,「というだけで」的相關研究卻近似于無。
鑒于三者的類似性,在研究「というだけで」時,應該能夠借鑒「だけに」、「だけあって」的研究方法。
2 先行研究
「というだけで」的相關研究很少,其中《日本語句型辭典(2002版)》指出,「というだけで」意為“就是因為,只是因為”,既原因有且只有一個之意。
在研究「だけに」以及「だけあって」時,以中里理子(1995)、前田直子(2010)、李光赫(2015)等人為首,大多數的研究都著眼考察此二接續詞的前接詞詞性、主句的肯否定情況、以及句末是否會出現表達說話人語氣的モダリティ等等。本文借鑒了以上前人考察「だけに」、「だけあって」兩種形式的研究方向,力求對「というだけで」這一形式的使用傾向進行可靠分析,并提出可靠結論。
3 研究對象以及研究方法
使用日本國立國語研究所開發的“中納言語料庫”,以「というだけで」為關鍵詞,在全語料庫中對包含「というだけで」的復句進行檢索,共檢索出856條語料。從檢索結果中剔除如「というだけでなく」等與本研究無關的語料后,得到有效語料585條。
4 語料分析
4.1主句的肯否定情況
當接續形式為「というだけで」時,共得到肯定復句260例。
(1) だが、先祖が兄弟だというだけで親近感がわく社會である。
「悪魔の圏內」
當接續形式為「というだけで」時,否定復句共有325例。
(2) ところが、聲が少しばかり甲高くなり、口數がさらに増えたというだけで、彼の態度が目立って変るところはなかった。
「?三國志?のツボがわかる本」
肯定句語料與否定句的數目基本持平,由此可見,「というだけで」這一接續形式對主句的肯否定情況基本不產生影響。
4.2前接詞詞性分布情況
前接句子的「というだけで」復句共有389例。
(3) 戦前のように,大學生であるというだけで社會のエリートであるという時代は終わった。
「心と社會をはかる·みる」
前接名詞的「というだけで」復句共有139例。
(4) S3サンクションとしては,不法行為者には損害賠償を義務づけられるという不利益を受けるわけですから,不法行為というだけでそれ以上の相殺禁止という不利益まで與えるのは適切ではないからだと思います。
「債権法総論」
前接動詞的「というだけで」復句共有30例。
(5) だからバイリンガル(二か國語を話す)とか,トライリンガル(三か國語を話す)という言葉はあるが,これはただ話すというだけで,複數の言葉の読み書きも會話も完璧にこなすということは人間の能力をこえており,特別の場合以外はありえない。
「英語の學び方」
前接形容詞的「というだけで」復句共有11例。
(6) さっきは若いというだけでチヤホヤされるといったけれども、それは「ギャル」とひとくくりにした場合であって、一人一人に分解してみると、けっこうギャルが
十人まとまっていても、その十人全部…
「あずさの元祿繁昌記」
前接形容動詞的「というだけで」復句共有7例。
(1) このことは、スポーツが好きというだけではたんに受動的な愛好者でしかなく、能動的な愛好者とはいえないということを意味している。
「日本的スポーツ環境批判」
現將「というだけで」前接詞詞性分布情況歸納為圖1:
由圖1可知,在大多數情況下,「というだけで」多前接句子。
4.3主句末是否出現表示說話人語氣的「モダリティ」
主句末不曾出現「モダリティ」的「というだけで」復句共有444例。
(2) 國務大臣(田中龍夫君)私がいま申し上げたように、このいまの両法人が機械的に合體したというだけでまことに意に満たないものがある。
「國會會議録(1981)」
主句末出現「モダリティ」的「というだけで」復句共有141例,
(3) つまりエルヴィスは、ただエルヴィスその人であるというだけで、みんなに愛される男なのだと確信したのである。
「メガヒッツ!」
現將「というだけで」主句末的「モダリティ」接續情況歸納為圖2。
由圖2可知,在大多數情況下,「というだけで」的主句多為陳述,其句末不會出現表達說話人語氣的「モダリティ」。
5 結語
從以上的分析可以得到以下結論:1.「というだけで」對復句主句的肯否定情況基本上不產生任何影響;2. 「というだけで」多前接句子;3. 「というだけで」的主句末不經常會出現表達主觀語氣的「モダリティ」。
(作者單位:大連理工大學)